冬の電気代の相場はいくら?高くなる原因や節約方法も解説

冬は1年で最もエアコンの使用率が高く、全国的に電気代が高くなる季節です。

2022年は、ウクライナ侵攻を機にロシア産資源の禁輸措置などがされ、燃料輸入価格が2倍前後高騰し、電気代も高騰しました。
大手電力各社は調達燃料費の高騰に抗しきれず、2023年4月頃から一斉に3〜5割程度の電気料金値上げを申請しました。

こうした状況を踏まえて、政府は2023年2月より『電気・ガス価格激変緩和対策事業』を展開し、電気・ガス料金の家計負担を抑える施策を展開してきました。

しかし、2025年からの補助金は減額される見通しとなっており家計の負担が増加する恐れがあります。

東京都の1月~3月までの電気代月別平均は14,963円となっており、今後補助金が減額されれば更に家計への負担が大きくなる予想されます。

冬の電気代が高くなる理由
ここからは、冬場の電気代が高くなる理由を解説します。

・暖房の消費電力が大きい
・照明を長時間使用する

それぞれ見ていきましょう。

暖房の消費電力が大きい
冬場は室内の温度を上げるために、暖房機器の使用頻度が1年で1番多くなります。

電気機器を複数同時に利用すれば、電気代が高くなるのも無理はありません。

また、冬場にエアコンなどの消費電力が大きくなる1番の原因は、室内と外気温度の差が1年で最も大きくなるからです。

エアコンなどの暖房器具は、設定温度に達するまでの時間に最も電力を消費するので、外気温で冷やされた低い室内温度が低いほど消費電力は大きくなります。


照明を長時間使用する
冬場は夏に比べて日照時間が短く気温も低いため、在宅時間が長めになる傾向があります。

そのため、他の季節に比べて照明を使用する時間が長くなり、電気代が高くなる原因になります。

また、冬場は身につける肌着や衣服も多めになり、その分洗濯機や乾燥機を回す時間が多くなることも、電気代がアップする要因の1つです。

冬の電気代を上手に節約する方法
ここでは、冬の電気代を上手に節約する方法を解説します。

・暖房器具の使い方を改善する
・古い家電を買い替える
・暖かい服装で過ごす
・加湿器を使用する
・断熱対策を行う

工夫次第で電気代を1〜2割程度ダウンできるため、ぜひ参考にしてください。

暖房器具の使い方を改善する
冬場の電気代のなかで、最も負担が大きい暖房器具はエアコンです。

寒冷地の北海道などでは、常時つけっぱなしにしている人は少なくありません。

エアコンの暖房費を節約したい場合には、サーキュレーターやシーリングファンの利用を検討しましょう。

エアコンによって暖められた空気は、上昇して室内上部に溜まる傾向があるため、サーキュレーターやシーリングファンで空気を循環させると部屋全体が暖かくなります。

シーリングファンは、インテリアとして部屋のアクセントにも使用できるのでおすすめです。

また、エアコンは自動運転を利用し、適温に温まったらなるべく20℃を目安に温度調節してみましょう。


古い家電を買い替える
冬場に限らず、電気代が高いと感じられる場合は古い家電を見直してみましょう。

特に、冷蔵庫やエアコン、テレビや照明器具などの大型家電は、最新の品物に買い替えると電気代を大幅に節約できる可能性があります。


暖かい服装で過ごす
コストがかからずお手軽にできる節約方法の1つとして、暖かい肌着の使用や厚着で過ごす方法があります。

各種暖房機器の設定温度を下げられるので、室内でも着衣による防寒対策はおすすめです。

暖かい服装で過ごすことで室内の温度を20℃程度にキープできれば、かなりの節約効果が見込めます。

加湿器を使用する
人間の身体は、加湿されると体感温度が高くなります。

冬場はこの特質を利用して、エアコンと加湿器を効果的に併用しましょう。

加湿器を利用することで体感温度が上昇し、結果としてエアコンの温度を低く設定できます。

断熱対策を行う
自宅そのものの断熱性を新築やリフォームで上げられれば、最も効果的な省エネ対策が実行できます。

それ以外にも、すぐにできる断熱対策として以下の2つの方法があります。

・断熱シート
・断熱カーテン

断熱シートは、冬場の冷たい床の冷気をシャットアウトしてくれる優れものです。

アルミ蒸着フィルムと発泡ポリエチレン層で構成されており、フローリングとカーペットの間に敷くと、冬場の床の冷たさを感じることなく生活できるでしょう。

ホットカーペットと床の間に敷くとさらに効果的で、低い温度設定でも十分快適な暖かさを保てます。

また、断熱カーテンは、寒さの厳しい冬場でも室内を暖かく保ち、電気代も抑えてくれる優れものです。

熱の出入りが最も大きいのは窓周辺であり、暖まった室内の暖気が窓から放出されると、室温を一定に保てません。

断熱カーテンは、室内の暖かい空気が窓から逃げることを防ぎ、室内の保温効果を高めてエアコンや電気ストーブによる電力消費を抑えられます。

断熱カーテンを選ぶときは、なるべくカーテンレールから床までをカバーできる高さの物を選びましょう。

冷気は下に溜まりやすく、下部が空いているとそこから冷気が室内に入り込んでくるので、断熱カーテンの高さには注意してください。


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