注文住宅の間取りの失敗例7選
まずは、注文住宅の間取りの失敗例を7パターンに分けて紹介していきます。
・部屋が広すぎる・狭すぎる間取り
・収納しにくい間取り
・コンセントの位置や個数が不便な間取り
・匂いが考慮されていない間取り
・外からの視線が気になる間取り
・日当たりが考慮できていない間取り
・生活動線が意識できていない間取り
部屋が広すぎる・狭すぎる間取り
部屋が広すぎる間取り、または狭すぎる間取りで後悔したという失敗例は少なくありません。
例えば、広いリビングに憧れてリビングを大きくしたところエアコンが効きにくく「思っていたより快適に過ごせなかった」というケースがあります。
反対に、間取りを決める段階ではコンパクトで丁度いい狭さの部屋と思っていても、「実際に家具などを搬入したら思ったより狭くなり使いにくくなってしまった」という場合も多いです。
家具を設置することも想定しながら部屋の広さを考えるようにしましょう。
収納しにくい間取り
収納しにくい間取りにしてしまったという失敗例も多くあります。
例えば、単純に収納スペースが足りなかった場合や、収納スペースを設けた位置が使いにくかったというケースも少なくありません。
実際に収納したい荷物の量や、出し入れする際の動線をイメージしながら間取りを考えるようにしましょう。
コンセントの位置や個数が不便な間取り
間取りを決める際に見落としがちなのが、コンセントの位置や個数です。
実際に使用するときのことをイメージしてコンセントの位置や個数を決めるのが非常に重要です。
特に、テレビや冷蔵庫などの大きな家電を置く位置や、ベッドや棚などによって隠れる部分を把握し、不便にならないようなコンセントの配置を考えましょう。
匂いが考慮されていない間取り
家の中の匂いについて考慮せずに間取りを決めたことで、後悔するケースもあります。
例えば、1階のリビングを吹き抜けにすることで、キッチンで料理をした際の匂いが家の中全体へ広がってしまう可能性が考えられるので注意が必要です。
吹き抜けを設けたい場合は、匂いが広がることを考慮し、換気設備を充実させるなどの対策を考えましょう。
外からの視線が気になる間取り
明るい家にするために大きな窓を設けたことで、外からの視線が気になる間取りになってしまったという失敗例もよくあります。
特に、家を建てる土地が人通りの多い道路に面している場合は、外からの視線を考慮して間取りを考えましょう。
日当たりが考慮できていない間取り
日当たりを考慮せずに間取りを決めてしまい、家の完成後に後悔するケースもあります。
日当たりを考慮して間取りを考えるには、方角を意識するだけでなく、近隣の建物の高さも考慮することが必要です。
日の光が差し込む方向にほかの建物が建っている場合は、日当たりが遮られることも考慮した上で間取りを考えましょう。
生活動線が意識できていない間取り
生活動線が意識できていない間取りにしてしまうことで、快適な生活が送れずに後悔するという失敗例も多くあります。
例えば、洗濯機を置く洗面所から、洗濯物を干すベランダまでの距離を遠くしてしまい、毎日の洗濯がストレスになってしまうケースはありがちな失敗例です。
家の中での過ごし方を具体的にイメージした上で、無駄な移動をできるだけ減らせるような間取りを心がけましょう。